こんな疑問にお答えします
本記事では、Webの知識が無くても、誰でも簡単にWordPressを始めることができる方法を解説していきます。
分かりやすくするために画像を多めに使って説明していきますので安心してブログを始める準備をしていきましょう。
記事の内容
- 失敗しないWordPressの始め方:2つの手順
- 失敗しないWordPressの始め方:レンタルサーバー
- 失敗しないWordPressの始め方:WordPress初期設定
目次
失敗しないWordPressの始め方:必要なもの
WordPressを始めるためには2つ必要なものがあります。
また、「メールアドレス」と「クレジットカード」はレンタルサーバーを借りるために必要ですので用意しておきましょう。
では、さっそく必要なものをそろえるための手順を解説していきます。
失敗しないWordPressの始め方:2つの手順
WordPressを始めるためには5つのやるべき手順があります。
- レンタルサーバーを借りる
- ドメインを取得する
- レンタルサーバーにドメインを設定する
- WordPressをインストール
- WordPressの初期設定
しかし、この後に解説する「ConoHa WING」のWINGパックを使うと、誰でも簡単でたった2つの手順だけで済むようになります。
- レンタルサーバーを借りる
- WordPressの初期設定
なんで2つまで手順が少なくなるの?と思いますよね。
「ConoHa WING」のWINGパックでは、レンタルサーバーの登録手順の中で「2. ドメイン取得」、「4. WordPressのインストール」が出来るからです。
しかも「3. レンタルサーバーにドメインを設定する」は「ConoHa WING」が自動でやってくれるため手順が2つまで少なくなります。
では、2つの手順について、くわしく見ていきましょう。
レンタルサーバーを借りる
まずは、WordPressをインストールするためのレンタルサーバーを借りる必要があります。
レンタルサーバーはいろいろな会社が運営していますが、初心者にオススメのレンタルサーバーは「ConoHa WING」です。
理由はいくつかありますが、先ほど解説した「手順を短縮することができる」という魅力があります。
また、他のレンタルサーバーに比べて月額料金が安く、ドメインもいつでも永久無料で簡単にGETできます。
他のレンタルサーバーとの比較
ロリポップ | さくら | ConoHa WING | XSERVER | |
値段 | 1,320円 | 1,571円 | 880円 | 990円 |
初期費用 | 3,300円 | 1,048円 | 0円 | 3,300円 |
ストレージ | SSD | SSD | SSD | SSD |
Webサーバー | LiteSpeed | nginx | Apache + nginx | nginx |
容量 | 200GB | 200GB | 250GB | 200GB |
転送量 | 200G/日 | 120GB/日 | 4.5TB/月 | 基本制限なし |
有名なレンタルサーバーを比較してみました。
プランは容量が200GBあたりのプランを選んでいます。
「ConoHa WING」が月額料金、初期費用ともに一番安いことがわかりますね。
しかも「ConoHa WING」はプラン変更がいつでもできるため、急にアクセス数が多くなった時でもすぐに対応することができます。
WordPressの初期設定
ブログを始めるためにはWordPressの初期設定が必要になります。
といっても、設定は1つのみで「SSL対応」です。
立ち上げたばかりのWordPressはSSLに対応していないため、すぐに対応する必要があります。
後ほど画像付きでくわしく説明していきます。
失敗しないWordPressの始め方:レンタルサーバー設定
では、WordPressを始めるためにレンタルサーバーを借りましょう。
step
1公式サイトへアクセスする
ConoHa公式サイト(https://www.conoha.jp/wing/)からレンタルサーバーの契約をしましょう。
「今すぐお申込み」をクリックします。
step
2レンタルサーバーの申し込み
メールアドレスとパスワードを入力し「次へ」ボタンをクリックします。
※メールアドレスとパスワードは忘れないようにしましょう
step
3レンタルサーバーのプラン選択
登録画面が表示されますので、入力する項目をひとつずつ見ていきましょう。
料金タイプ
WordPressの場合は、ドメインも永久無料でついてくる「WINGパック」を選択しましょう。
WINGパックと通常料金の違いですが、契約できる期間が選択できるかどうかです。
WINGパックは決められている月数から選択し、通常料金は1時間単位で契約できます。
WordPressにてブログを運営する場合は、長期間レンタルすることになるので「WINGパック」にしてドメインもついでにもらっちゃいましょう。
ドメインとは
ざっくり説明すると、インターネットの住所になります。
分かりやすく短めのドメイン名だと、相手にも覚えてもらえるようになります。
契約期間
レンタルサーバーの契約期間は最低でも12ヶ月以上にしましょう。
WordPressでブログを運営する場合は、2、3ヶ月ごろから少しずつ収益が出るようになります。
収益は日々の積み重ねで徐々に上がっていくので12ヶ月あたりまで運営してみてから続けるか判断しても遅くはないです。
また、長期契約することによって料金が安くなります。
契約期間による料金表(ベーシックプランの場合) | |
契約期間 | 月額料金 |
3ヶ月 | 1,100円 |
6ヶ月 | 1,000円 |
12ヶ月 | 900円 |
24ヶ月 | 850円 |
36ヶ月 | 800円 |
ですので、収益化を目標としたブログ運営をするなら12ヶ月以上の契約が高コスパでオススメです。
プラン
プランは「ベーシック」で十分な性能があります。
一日に100万回アクセスされても耐えられる性能がベーシックに十分あるので「ベーシック」を選択しておきましょう。
初期ドメイン
最初に登録するためのドメイン名を決める必要があります。
WordPressでは使用することがないため、自分のお気に入りの名前などでも問題ありません。
サーバー名
サーバーを区別するための名前です。
最初に登録するときの日付が設定されていますが、そのままでも問題はありません。
WordPressテーマ
一番下の「WordPressテーマ」をクリックすると、事前にWordPressのテーマをインストールすることができるようになります。
0円で表示されている「Cocoon(コクーン)」は、WordPressの無料テーマで一番の人気テーマなのでチェックしておいてインストールすることをオススメします。
すべて入力して右側の内容を確認したら、「次へ」ボタンをクリックします。
step
4お客様情報入力
個人情報を入力しましょう。
入力が終わったら右側にある「次へ」ボタンをクリックします。
step
5SMS/電話認証
個人情報で入力した電話番号が自動的に表示されます。
この電話番号は変更しても問題ありませんので、SMS認証か電話認証できる電話番号を入力しましょう。
今回は「SMS認証」の方を解説していきます。
電話番号を入力して、「SMS認証」ボタンをクリックするとメッセージが届きます。
メッセージの認証コードを入力する画面が表示されていますのでメッセージに表示されている認証コードを入力していきます。
step
6支払い情報入力
支払い方法は「クレジットカード」と「ConoHaチャージ」が選択できます。
毎月支払いがありますので、自動引き落としがあるクレジットカードで登録しておきましょう。
支払い情報の下の方に申し込んだ内容が表示されています。
内容をよく確認して、「お申し込み」ボタンをクリックします。
step
7ドメイン検索
無料独自ドメインの設定画面が表示されますので、「ドメイン新規取得」を選択している状態で「追加する」をクリックします。
取得したいドメインを入力し、虫眼鏡のアイコンをクリックして検索します。
ドメインの一覧が表示されますので、取得したいドメインが決定したら「カートに追加」ボタンをクリックします。
「カートに追加」ボタンが「追加済み」ボタンに変わったことを確認して、「次へ」をクリックします。
step
8ドメインの登録情報入力
ドメインの登録情報は、レンタルサーバーの情報が既に入力されています。
氏名のローマ字を入力、番地町村は番地を先にして入力してください。
※番地町村:「青山1-1-1」の場合は、「1-1-1 Aoyama」となります。
入力が完了したら右側にある「次へ」ボタンをクリックします。
step
9ドメインの入力確認
「決定」ボタンをクリックしてドメインを取得しましょう。
step
10WordPressインストール確認
「作成する」ボタンをクリックして、WordPressをインストールしましょう。
step
11WordPressインストール先のドメイン選択
先ほど取得したドメインを選択して、「次へ」ボタンをクリックします。
step
12WordPressインストール内容
WordPressインストールの画面が表示されます。
今回はWordPressを新規でインストールする手順を行います。
入力項目をひとつずつ解説していきます。
バージョン
WordPressのバージョン選択です。
番号が新しい最新のバージョンをインストールしておきましょう。
ここでは「5.4.1」を選択しましょう。
URL
URLは、「wwwなし」を選択しましょう。
下の入力項目は、とりあえず空白で問題ありません。
サイト名
サイト名は、サイトのタイトル部分になる名前です。
後でも変更は可能ですので、素敵な名前をつけてあげましょう。
メールアドレス
WordPressのコメントの通知などに使われるメールアドレスです。
レンタルサーバーのメールアドレスと同じでも問題ありません。
ユーザ名
WordPressで記事を書いたユーザやログイン時に使われる名前です。
後で変更できませんのでよく考えてから入力しましょう。
パスワード
ログイン時のパスワードに必要な項目です。
ユーザ名とパスワードはセットで絶対に忘れないようにしましょう。
データベース
データベースの設定項目です。
データベース名とユーザ名は、最初に入っている値をそのまま使っても大丈夫です。
パスワードは他人に分からないように複雑にしておき、忘れないようにしましょう。
プラグイン
WordPressではプラグインを使って便利な機能を追加することができます。
後からでも削除できますので、「インストールする」にチェックが入った状態で問題ありません。
WordPressテーマ
今回はWordPressのテーマに無料の「Cocoon」テーマを利用するようにします。
WordPressテーマインストールを「利用する」、テーマを「Cocoon」に選択しておきます。
テーマも後で自由に変更が可能です。
入力が完了したら、「作成する」ボタンをクリックします。
step
13WordPressインストール完了
これでレンタルサーバーを借りるところからWordPressのインストールまで完了しました。
失敗しないWordPressの始め方:WordPress初期設定
では、さっそくConoHaのサイト管理画面からWordPressの画面を見てみましょう。
WordPressのインストールまで完了するとConoHaのサイト管理画面が表示されます。
インストールされているWordPressをクリックします。
もし、サイト管理画面が分からなくなってしまった場合
- ConoHaにログインする。
- 一番上にある「WING」をクリック
- 左のメニューにある「サイト管理」をクリック
これでサイト管理画面を表示できます。
サイトURLのリンクをクリックしましょう。
すると出来上がったばかりのWordPressの画面が表示されます。
※ブラウザによっては「プライバシーが保護できません」というエラーになる場合もあります。
URLの部分を見てみましょう。
これはSSLというセキュリティが無効になっている場合に表示されます。
サイトURLを見ると「http://」という文字で始まっていると思います。
では早速「SSL」を有効にしましょう。
step
1レンタルサーバーのSSL設定
サイト管理画面から3つクリックするだけです。
SSL設定手順
- サイトセキュリティをクリック
- 無料独自SSLをクリック
- 利用設定をONにする
SSLが設定するまで30分~1時間ほどかかります。
設定されるまでは放置しておきましょう。
無事SSLの設定が完了するとサイトURLが「https://」になります。
レンタルサーバーからSSL設定はこれで完了ですが、WordPress側でもSSL設定が必要です。
step
2WordPressのSSL設定
まずは、WordPressの管理画面にアクセスします。
管理画面にはWordPressのURLの後ろに「wp-admin」を追加してアクセスします。
※例)https://mamitoblog.net/wp-admin
すると、下の画像の画面が表示されます。
設定したログイン情報を入力して「ログイン」ボタンをクリックします。
ログインするとWordPressの管理画面が表示されます。
左側のメニューの「設定」をクリックします。
「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」が「http://」になっていると思います。
この2つのURLを「https://」に変えましょう。
URLの変更が終わったら必ず「変更を保存」ボタンを押して保存しましょう。
これで、WordPressのSSL設定は完了です。
後はブログを書くのみです。
継続してコツコツ頑張っていきましょう!